耳鳴りがはじまったのは○○のせいだった!

たけちはり灸院 院長の武智です。

目の前の西一社中央公園の桜もしっかりと咲いています。

新学期、新生活も本格的にはじまったようですしね
朝も治療院の前を新入生たちを上級生が面倒見ながら登校している姿をみて
やすえ先生とほのぼのするねと話していました。

 

耳鳴りがはじまったのは○○のせいだった!

よくありがちな大げさなタイトルですが、
意外なところが原因・・・
というよりも普通の方はあまりご存じないだけで、
花粉症などの鼻のトラブルがきっかけになることがとても多くあります。
例えば、
花粉症で鼻水がとめどなくあふれてくる
逆に鼻が詰まって息苦しい
鼻をかむのが痛い・面倒なためすすってしまう

といったことで、
耳鳴りが発生、もしくはひどく悪化してしまうことがよくあります。
耳鳴りの治療をするにあたって、
耳のツボに関係するところよりも鼻の通り、詰まり、鼻水を落ち着かせる
治療をおこなうだけで耳鳴りが軽減することもあります。

耳と鼻はきってもきれない関係です。
原因不明とよく言われますが、
少し範囲を広げてみてみると解決策がみつかることもよくあります。

耳鳴りの原因は「鼻にあり」!

セルフケアはこまめにそして丹念繰り返してください
治療は早めがオススメです!

 

耳鳴りの治療で鼻がとても重要ですよ!
と書いたブログはこちらになります

 

こんなことがきっかけで耳鳴りになります

耳鳴りのきっかけはなんですか?と質問をよく受けます。
耳鳴りが起こりはじめる要因はたくさんあります。

  • 耳や脳(聴覚野)にトラブルが起こった場合
  • 鼻やノドにトラブルが起こった場合
  • 肩こりや首こりなど筋肉の緊張が引き起こす場合
  • 精神的・肉体的なストレスがつもりつもった場合
  • 睡眠不足・疲れがたまったときなど体調がすぐれない場合

など、細かく分析していくとからだのコンディションが
複雑にからまって引き起こされていことがわかります。

 

 

風邪・鼻のトラブルに要注意!

まだ気温の変化が目まぐるしい季節ですね

朝晩が冷え込んているのに日中は暑いときもあって、

大なり小なり体調を崩されているかたが多くなってきた印象があります。

耳のトラブルで悩まされているかたが風邪を引いてしまうとトラブルが倍になってしまうことがよくあります。

例えば、

  • 耳鳴りが大きくなる
  • 耳つまりがひどくなる
  • 声や音が響いて聞こえる
  • 聴力がさがる
  • 耳がふさがって聞き取りにくい
  • めまいやふわふわが強くなる など

ということがその人その人が抱えているトラブルに拍車をかけてしまいます。

風邪はひかぬに越したことはありませんが、

  • 引いてしまったら一日でも早く治るように心がける
  • 鼻水はすすらずに鼻をかんで鼻水を排出する。
  • 鼻粘膜の状態をきれいにすることを意識する

これらを意識するだけで随分とかわりますので、
この時期の対処方法として知っておくとよいことがありますよ

 

クセって恐ろしい!?

ひとにはそれぞれクセってありますよね?
鼻すすりです!
鼻をすする目的は「鼻水をすすって垂れないようにする」
という目的ですが、
鼻をすすることによって鼻水が中にとどまる以外にも働きがあります。

それは鼻をすすると同時に鼓膜が内側にひっぱられてしまいます。
鼓膜が内側にひっぱられる・内側におしこめられる状態になると
自分の声が響いたり、音がこもって聞こえたりすることがあります。

耳の聞こえ方や耳つまり、耳閉感、耳鳴りなどでお困りの方は、
鼓膜の動きや耳と鼻がつながっている耳管の働きがとても重要になるので、
鼻水を感じたらすするのではなく、鼻をかむことが非常に大切です。

ただ、この鼻をすすることはクセになっていることが本当に多いため、
当の本人はまったく自覚がありません。
鼻炎は花粉症だけではないのですが、
花粉症じゃないから大丈夫とよく言われます。
ひとつ言えることは鼻炎がなければ鼻をすすりません。
慢性的の非常に小さい鼻炎があるだけで鼻をすすります。

耳のトラブルでお困りの方は自分が鼻すすりをしているか
どうかチェックしてみてくださいね

鼻すすりはトラブルの原因となりますので、
病院で何も言われなくても少しクセを治せると変わっていきます。

以前のブログ耳がポーンとするんですけど、原因は?
にも書いたようなことで お困りのかたがたくさんみえるので
参考にしてみてくださいね!

 

はり灸で耳鳴りが治る理由

聴力に異常がない場合、
耳鳴りの原因として次のことを考えることができます。

ちょっと難しいですが、
鼓膜の張力
耳小骨がうまく働いていない
耳管がうまく開閉していない
鼓膜張筋がうまく調節できていない
蝸牛の問題
蝸牛のリンパ液の問題
鼻粘膜の炎症
咽頭の炎症

などなどが要因である
とあげることができます。

鍼灸治療の作用として、
炎症を抑えること
リンパ液の流れを改善すること
それぞれの器官が独立して自律して働くようにすること

薬が効かなくても、
治療が全くなくなるわけではありません。

鍼灸は原因のわからない耳鳴りに対して
改善させるきっかけを作ります。

 

 

耳鳴りの治療は早急におこなうことをオススメしています。

 

ご予約は
052-753-7716


※土曜・日曜の治療を希望される方へ
はじめての方の当日予約はお取りできませんので、
お早目にご予約をお願いします。

 

 

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