音が聞こえるメカニズムからの続きです。
中耳から伝わってきた空気の振動は、
内耳の「蝸牛」で電気信号に変換されます。
蝸牛は名前の通りカタツムリの殻のような形をしています。
内部は2階建てになっていて、
上段は「前庭階」
下段は「鼓室階」といいます。
上段と下段の間に「蝸牛管」という膜でできた管があります。
前庭階と鼓室階には外リンパが、蝸牛管の中には内リンパが
それぞれ入っています。
蝸牛管の上部には「ライスネル膜」下部には「基底板」という膜があります。
基底板の上には振動を感じる感覚細胞があり、
蝸牛神経(聴神経)とつながっています。
耳小骨(アブミ骨)が伝えた空気の振動は、前庭窓から蝸牛内部へ進入します。
すると前庭階を満たす外リンパが波打ち、基底板をゆらします。
音の高低によって揺らす場所が変わり、
高い音は蝸牛管の手前の基底板を揺らし、低い音は奥の基底板を揺らします。
基底板の揺れを感覚細胞が受け取り電気信号に変換しています。
この電気信号は蝸牛神経を通って、大脳の聴覚野に伝わっていき、
大脳の聴覚野によって、はじめて言葉や音楽などの「音」として
認識されます。
聞こえのメカニズムは、
音を伝える外耳から中耳までの「伝音系」と
音を感じる内耳・聴神経・脳までの「感音系」でなりたっています。
聴力検査で2種類あるのはこのためです。
これら2つの伝導路でどこかトラブルが起こると
耳鳴りや難聴がおきてしまいます。

12月に入り寒い日が続いていますね 寒さ対策はどうしていますか?とお聞きすると みなさんそれぞれの対策をしていて参考になります。 たけちはり灸院でオススメしているのは、 衣類に貼ることのできるカイロ 冷え取りサポーター […]

梅雨入り宣言がされてから 何週間かたっていますが、 梅雨時期のようなずーっと雨が降る ということはまだありませんね。 スッキリしない天気であったり、 突然暑くなったりと変化が 目まぐるしく変わ[…]

たけちはり灸院では症状によりますが必ずと言っていいほど、 耳たぶの下に鍼をします。 たけちはり灸院だけでなく、 全国の反応点治療を行う鍼灸院で同じように 耳たぶの下に鍼をしていま[…]

ちょっと前の看護師さんと耳鳴りのブログでもちょっと書きましたが、 毎日毎日、生活の中でいろいろな音を聞いていますよね。 話し声やテレビからの音、 車などのからでる低い音や響く音、 いつもの聞きなれている音であれば、 いつ[…]

突発性難聴に悩まされている人はとてもたくさんいます。 名古屋市名東区にあるたけちはり灸院は突発性難聴でお困りの方に 鍼灸治療をさせていただいています。 突発性難聴を鍼灸治療で治すために知っておいて欲しいこと[…]