聞こえのメカニズム

音はどのようにして聞こえるか?

耳鳴りを治療するにあたってその仕組みを知っておくと

気持ちの上でゆとりが生まれてきます。

 

 

shikumi

 

まず、音が聞こえためには

外耳、中耳、内耳の器官がそれぞれの役割を実行しています。

 

外耳から中耳の役割は、

外から聞こえてくる音は顔の横にある「耳介(じかい)」で集められ、

外耳道というあ穴を通り「鼓膜」まで伝わります。

ここまでが外耳という場所です。

この場所までは音は空気の振動にしかすぎません。

空気の振動は鼓膜をふるわせ、鼓膜の振動は中耳腔にある「鼓室」の

耳小骨という3つの小さな骨に伝わります。

この骨の名前はそれぞれ「ツチ骨」「キヌタ骨」「アブミ骨」と言います。

鼓膜から伝わった振動をおよそ30倍以上に

拡大して「内耳」に伝えます。

鼓室の中は耳小骨が振動を伝えやすいように空気が入っていて、

この空気は「耳管」というノドにつながる管が圧力(空気圧)を調節をしています。

ここまでが中耳の働きになっています。

関連記事

耳鳴りの原因・・・耳管狭窄症

耳管の開閉がうまくいかなくなる状態のなかで、 耳管が閉じっぱなしの状態になってしまうものを 耳管狭窄症といいます。 耳管とは耳とノドをつなぐ管のことを言います。 耳管狭窄症で多くみられる症状に 耳閉感(耳の詰まった感じ)[…]

[» 続きを見る]

夏風邪をひいて実感したこと(院長の体験談)

  先日の休みは夏風邪で過ごしました。 主な症状は のどの痛みに始まり → 痰がでて → 鼻づまり → 鼻をすする → 耳が詰まる → 声や音が響く → 鼻水が止まらない → 鼻水がのどに垂れる → 仰向けで寝[…]

[» 続きを見る]

めまいが先?肩こりが先?

  めまいでお困りの多くの方で首すじや肩がパンパンに張っていたり、 カチコチに固くなっていることがあります。 このときの質問で「肩こりがあるからめまいが起こるんですか?」と質問をうけます。 めまいを引き起こす原[…]

[» 続きを見る]

季節の変わり目にこそ鍼灸治療がおススメ

暑い夏も終わり気が付いたら涼しくなってきました。 セミの声は鳴きやみかわりに赤とんぼが優雅に飛んでいますね この季節の移り変わりが体調を崩す原因になります。 今までは暑かったので体温を下げるために 汗をかいて放熱すること[…]

[» 続きを見る]

めまい・ふわふわ・ふらつきの原因を知っていますか?

  【鍼灸でめまい・ふわふわ・ふらつきから解放されるヒント】  めまい・ふわふわ・ふらつきでお困りのかたは身体的なつらさのほかに つらさをわかってもらえないという精神的なつらさも一緒にやってきます。 不調、病気[…]

[» 続きを見る]