突発性難聴で鍼灸治療が良い理由

 

今月は寒さのせいもあると思いますが
耳鳴りやめまいの症状で初めて来院する方がとても多いです。

以前「難聴と耳、たけちはり灸院の鍼灸治療についてのおさらい」
という記事を書きましたが、今回は突発性難聴のあなたに
鍼灸治療がなぜ良いかをお話ししようと思います。

突然めまいや吐き気におそわれて、そのあと聴力が下がってしまった…。
病院で薬を処方され、飲んでるけど効かない…。
他に良い治療の仕方がないだろうか…?

こんなお悩みありませんか?
次の4つのポイントに分けて
鍼灸治療が良い理由を説明していきますね。

①薬が効きにくい理由とは?
②鍼灸治療が内耳の血流をよくする!
③鼻、ノドの調子を整えてばい菌を防ごう
④鍼灸治療がからだの基礎を整える!

 

①薬が効きにくい理由とは?

薬が効きにくいのには理由があります。

内耳には血管とリンパ液が流れていますが、
そこはもともと構造的に血行が悪くなりやすいので、
リンパ液も流れにくいです。

そのため内耳の血行をよくし、
リンパ液の循環をよくする薬が処方されますが
そもそも、薬の成分が届きにくくいという問題点があります。
そこで、内耳の血行やリンパ液の循環をよくする方法の
ひとつとして鍼灸治療をおススメします。

 

②鍼灸治療が内耳の血流をよくする!

鍼灸治療が突発性難聴に良い理由として、
耳の局所の血行を改善しリンパ液の循環をよくするはたらきがあります。

同時に薬を飲むことで、薬の成分が内耳に届きやすくなり
血行をよくする薬が効く、というはたらきもあります。

また、内耳が感染症やリンパ水腫などによって障害されているときも
血流をよくすることで炎症とたたかう成分を運ぶことができます。

 

③鼻、ノドの調子を整えてばい菌を防ごう

耳と鼻は耳管という管でつながっています。
また、鼻とノドもつながっています。
そのため耳と鼻とノド、
これらのトラブルがあるとき行くのが耳鼻咽喉科です。

耳のトラブルといえども、鼻ノドが原因である可能性は捨てきれません。
鼻やノドに炎症があるとき、鼻をすすることでばい菌が耳に入り
難聴がよりひどくなるケースも考えられます。
鍼灸治療では鼻やノドに対しても治療することができます。

 

④鍼灸治療がからだの基礎を整える!

耳の治療をするにあたって、おなかの調子を整えることも必要です。
たとえば風邪をひかないようにからだの免疫力を強くします。
からだの疲労を取ることもポイントです。

また耳にトラブルがある人に多いのが、首肩コリをもっていること。
からだが緊張しているのでそれをほぐしたりすることも大切です。

 

最後に

耳が突然聞こえなくなって…という突発性難聴について
なぜ鍼灸治療が良いのか、書かせていただきました!

たけちはり灸院では治療をはじめる前に
あなたがいつ、どのように突発性難聴になり
いまどんな状態か、などしっかりお話を聞きます。

病気に対して不安があったり、鍼灸治療がはじめてのあなたが
安心して治療を受けられるようしっかり説明させて頂きます。

治療が終わってから、あなたに合った治療方針や
治療期間、頻度を提案させて頂いています。

突発性難聴で悩みがありましたら、まずはお気軽にお電話くださいね!

 

たけちはり灸院で治療を体験されたかたの感想

 

 

ご予約
052-753-7716

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