音が聞こえる仕組み

音は空気の振動です。

・この振動は耳たぶ(耳介)で集められます。

・外耳道を通り、鼓膜につたわって鼓膜を振動させます。

・音の振動は、中耳で耳小骨(じしょうこつ)へと伝わります。

・蝸牛(かぎゅう)とよばれる音を感じる部分にたどりつきます。


外耳 ⇒ 鼓膜 ⇒ 中耳 ⇒ 耳小骨(ツチ骨・キヌタ骨・アブミ骨) ⇒ 蝸牛

・蝸牛に届いた振動は、蝸牛の中のリンパ液を振動させて有毛細胞を刺激します。

蝸牛にたどり着いた振動は有毛細胞によって電気信号にかえられます。

・そして、蝸牛の中にあるらせん神経節細胞に伝わります。

・らせん神経節細胞に届いた電気信号は、内耳神経を通って大脳へ伝達されます。

・最後に大脳聴覚皮質がその電気信号を解析し、やっと音として認識されます。
蝸牛 ⇒ リンパ液の振動 ⇒ 有毛細胞(電気信号に変換) ⇒

らせん神経節細胞 ⇒ 延髄 ⇒ 蝸牛神経核 ⇒ 大脳(聞こえる)
このようにして音は聞こえるのです。

つまり

音(空気の振動) ⇒ 外耳 ⇒ 鼓膜 ⇒ 中耳 ⇒

耳小骨(ツチ骨・キヌタ骨・アブミ骨) ⇒ 蝸牛(リンパ液が揺れる) ⇒

有毛細胞(電気信号に変換) ⇒ らせん神経節細胞 ⇒ 延髄 ⇒

蝸牛神経核 ⇒ 大脳(聞こえる)

となります。

関連記事

耳鳴りを引きおこす病気ってあるの? ・・・ 耳鳴りを鍼灸治療で治すために知っておいて欲しいこと

        大なり小なり耳鳴りに悩まされている人はとてもたくさんいます。 名古屋市名東区にあるたけちはり灸院は耳鳴りでお困りの方に 鍼灸治療をさせていただいています。 耳鳴りを[…]

[» 続きを見る]

耳鳴りと肩こりの関係性

  治療前のカウンセリングで 調子がいいときにはわからないんだけど、 耳鳴りが始まりそうなとき大きくなりそうなときは 決まって肩がこってくることが多いです。 と教えてくれます。 肩こり持ちのひとが必ず、耳鳴りが[…]

[» 続きを見る]

たけちはり灸相談室!?

    患者さんを治療させていただいている途中で ぽろっと弱音や悩みを言われる方が実は多いです。 「人には言えない」 「自分がつらいことを家族には話せない」 でも、自分一人で抱えているのは これ以上耐[…]

[» 続きを見る]

梅雨の時期はいろいろと大変

  梅雨入り宣言がされてから 何週間かたっていますが、 梅雨時期のようなずーっと雨が降る ということはまだありませんね。   スッキリしない天気であったり、 突然暑くなったりと変化が 目まぐるしく変わ[…]

[» 続きを見る]

白い恋人をいただきました~

たけちはり灸院 院長の武智です。   半年ぶりぐらいにお越しになった患者さんからいただきました。 もともとは北海道のご出身で仕事の都合で名古屋に住まわれています。 みんな大好き「白い恋人」 北海道の物産展に行っ[…]

[» 続きを見る]