突発性難聴に悩まされている人は実はとてもたくさんいます。
名古屋市名東区にあるたけちはり灸院は突発性難聴でお困りの方に
鍼灸治療をさせていただいています。
突発性難聴を鍼灸治療で治すために知っておいて欲しいことを書いていきます。
◆突発性難聴を引き起こす病気ってあるの?
大きく分けると2つに分けることができます。
・耳自体の疾患によるもの
・ほかの病気の治療との関連によるものと分けることができます。
耳自体の疾患によるもの
・外耳道疾患
髪の毛が触れているだけでも耳鳴りがすることがあるように
耳の中に異物が入ったり、耳掃除をやりすぎて外耳炎を
起こしても耳鳴りがするようになります。
・耳管疾患
耳管炎という耳管は鼻の奥で中耳とつながっているので、
かぜ、鼻炎、副鼻腔炎などがおこっていると、
耳管にも炎症がおこり中耳の空気が不足して鼓膜を奥に
引っ張られてしまうため、鼓膜の振動が正常な時よりも
悪くなってしまうため、耳鳴りを引き起こします。
また、低音が聞きにくくなり、ブーン、ゴーンなどといった耳鳴りがします。
他には、
耳管解放症という耳管の開閉がうまくいかなくなる状態のなかで、
耳管が閉じず開きっぱなしの状態になってしまうものがあります。
耳管が開きっぱなしのため、耳の閉塞感や耳管炎と同じような耳鳴りがします。
なかでも特徴的なのが「自声反響」という自分の声や他の人の声が響いてしまう
症状がでて聞こえの妨げをしてしまいます。
・中耳疾患
鼓膜炎
インフルエンザなどのウイルスによって鼓膜に炎症がおこると
耳管炎と同じような耳閉塞感や低音性耳鳴り、あるいは低音障害などがおこります。
中耳炎
中耳炎には急性中耳炎、滲出性中耳炎、慢性中耳炎の3つがあります。
慢性中耳炎は慢性化膿性中耳炎、真珠腫性中耳炎に分けられています。
・内耳障害
内耳炎
原因はいくつもあるのですが、おたふくかぜなどのウイルスによるもの
細菌性の中耳炎が内耳に及んだ場合のほか、梅毒による特殊なものがあります。
騒音性難聴および音響外傷
騒音性難聴は予防を中心に対応する疾患ですが、
音響外傷はライブやコンサートなど強大な音響を浴びることによっておこる。
最近ではヘッドホン、イヤホン難聴といったものも出てきています。
薬物性難聴
ストレプトマイシン、カナマイシン、シスプラチンなどの薬効によって
引き起こされたりするものあります。
・原因不明
メニエール病
蝸牛の内リンパ水腫が主な病態で、耳鳴りや難聴と共に
激しい回転性のめまい、吐き気、嘔吐を繰り返す。
こちらもすぐに耳鼻科を受診されることをオススメします。
脳疾患
聴神経腫瘍や内耳道内腫瘍、側頭骨腫瘍
・全身的疾患が関係するもの
高血圧、低血圧、不整脈、糖尿病、高脂血症、動脈硬化、
腎疾患などがある方で耳鳴りになってしまわれた方との因果関係の
証明が難しいのですが一致した場合には因果関係があるかもしれない。
と言えます。
以上、これらが突発性難聴を引き起こす病気と考えられているものです。
次は「病院で何をするか?」についてです。
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