首を動かすことができない寝違いの鍼灸治療 【症例】

2015年3月29日

患者

男性 50代 愛知県日進市

 

来院

2015年3月

 

症状

3日前から仕事中に首や肩甲骨の周りに違和感を覚えていて、
その次の日の朝、首が動かすことができなくなっていた。
次第に痛みの範囲が広がっていき、腕にもしびれを感じはじめて
安静に過ごしていたが生活に支障が出たため、
家族の紹介を受け鍼灸に挑戦してみようと思い当院を受診

 

同時に治療した症状

花粉症、のどの痛み、目の疲れ

 

治療の内容と経過

治療のポイントとして2点掲げました。

 

主に使用したツボ

目、耳、鼻、ノド
首と肩、背中周辺の筋肉、

※反応点治療のツボに基づく

 

考察

寝違えの原因と言えば、寝ているときの姿勢が悪いからと言うことが、
よく言われますが本当にそれだけが原因かというと理由をして物足りなく思います。
なら、小学生ぐらいの子供たちの寝相はお世辞にも良いとは言えません。
筋肉の状態がどのように影響を及ぼすのか・・・
筋肉は指令が無いと動くことはできません。
寝ているときは?
首や肩の筋肉を緊張させようと指令は出ないはずですが、
意識をしない状態でも筋肉を縮ませようとする指令が出せるところがあります。
それは鼻やノドの粘膜の炎症です。
あまり知られていませんがとても重要な原因です。
筋肉をほぐすことはもちろんのことですし、
ぶり返さないための根本的な治療は鼻のどが重要と言えます。

 

 

 

 

 

 

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