音が聞こえる仕組み ・・・ 耳鳴りを鍼灸治療で治すために知っておいて欲しいこと

2015年4月14日

 

 

大なり小なり耳鳴りに悩まされている人はとてもたくさんいます。

名古屋市名東区にあるたけちはり灸院は耳鳴りでお困りの方に

鍼灸治療をさせていただいています。

耳鳴りを鍼灸治療で治すために知っておいて欲しいことを書いていきます。

 

◆そもそも、音ってどうやって聞こえるの?

 

実は厳密にいうとわかっていません。

「きっと○○ではないか?」というように言われいます。

なぜ、「きっと○○ではないか?」と言われるのでしょうか?

これは、前回の「耳鳴りの何がつらいの?」でも書いた通りに

原因とされている個所を肉眼で確認することができないからです。

もちろん、確認方法が無いわけではありません。

まずは

・耳の中の診察

・続いて、ノドと鼻を診察

・MRIやCTを使って画像検査

・血液、血圧検査

・聴力検査

が、主な検査です。

ただし、外から鼓膜の中を正確には肉眼で見ることができません。

耳鳴りに関しては主観的な要素が非常に強いため検査で数値化したりデータなどでの

客観的な評価はできません。

聴力に関するもの非常に繊細です。

 

耳鳴りがなる前に、そもそもどのように音が鳴っているか?

これを知っておく必要があります。

 


1、耳介(じかい)とよばれる耳たぶで音を集めます。

2、外耳道(がいじどう)という道が音を共鳴させます。

3.鼓膜(こまく)が音の振動を受け止めます。

4、耳小骨(じしょうこつ)という「つち骨」「きぬた骨」「あぶみ骨」という非常に

  小さい骨が鼓膜で受け止めた振動をさらに大きくし蝸牛(かぎゅう)に伝えます。

5、蝸牛(かぎゅう)に伝わった振動が有毛細胞(ゆうもうさいぼう)で電気信号に

  変換されます。

6、蝸牛神経(かぎゅうしんけい)が音の電気信号を脳に伝えます。

この一連の流れを経て脳は初めて音や言葉として認識できます。

 

次は「何が鳴っているか?」についてです。

 

 

 

 

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