寒い時期のちょっとした乾燥対策

2018年11月2日

11月にはいって朝晩だけでなく、日中も肌寒くなっていますね。

耳と鼻のトラブルでお困りのかたにちょっと見直してほしいこと
対策をとってほしいことをお伝えします。

乾燥がひどくなるとどんな問題があるの?

乾燥が強くひどくなると鼻やのどの粘膜が乾燥すると
イガイガ、ガラガラ、ガサガサ、痛みなどがでてきて
鼻水、鼻つまりや痰、咳でる原因となります。

だいじなだいじな粘膜は空気中の雑菌やウイルスが
体内に侵入してこないようなバリアのような役割をしています。

バリアの低下を防ぐために粘膜の潤いをたもつために
加湿がとても重要になります。

 

耳鳴り、耳つまり、聴覚過敏、めまい、突発性難聴などは
耳の病気ですが、耳だけがトラブルの原因ではありません。

周辺の鼻やのどなども密接に関係しています。
そのために視野を広げて対策をとる必要がとても大切です。

 

乾燥対策はどんなものがあるの?

マスク

手軽にいつでもどこでも使えるのが、マスクです。
感染対策や予防としてのイメージをお持ちの方も多いと思います。

マスクはマスクと顔の隙間に空間を作ることができます。
その空間を自分の吐息で加湿することができ、
鼻やのどの乾燥が防ぎやすくなるという効果があります。

マスクの中に濡れたガーゼのようなものをいれる
加湿タイプの濡れマスクもあります。

 

加湿器

広い空間を潤すと考えるとマスクは力不足なので、
加湿器のほうが効果は高いです。

いろいろな種類があります。
目的によってかわりますが湿度を上げることに関していうと
スチーム式と言われる電気ポットのように蒸気が出てくるタイプのもの
だと蒸気によって湿度と室温もあがります。

湿度の目安は50~60%と言われていますが、
快適と感じる湿度を探してみてくださいね

※湿度が高くなりすぎると、カビやダニなどの原因となるので
そこだけはご注意くださいね

 

家庭用の吸入器

家庭用の吸入器は蒸気を発生させて乾燥した喉や鼻を潤す
目的となります。

患部を適温に湿らせて温めることによって
鼻の奥やのどの奥には繊毛(繊毛)という毛があり、
ウィルスなどの異物をキャッチすると、体外へと排出する役割があります。
この一連の動きが痰であったり、くしゃみ、鼻水です。

繊毛は寒さや乾燥で動きが鈍くなってしまうので、
吸入器を使うことによって、のどや鼻を乾燥から守り温めることで、
繊毛の働きを活発にして、のどや鼻の不快感を和らぐといわれています。

※吸入器の使用については、現在の症状や状態によって可否があるので
医師に確認をとってからご使用をおすすめします。

 

鍼灸治療で乾燥対策はできるの?

鍼灸治療をすると加湿効果は得られませんが、
上にも書かれている、
粘膜の炎症を軽減させることや
毛細血管の拡張などの血流向上は鍼灸治療が
得意とするところではあります。

 

さいごに

鍼灸治療とプラスアルファをもちいて
あなたのからだがベストコンディションに
なるようにしていきましょう!

 

 

 

 

 

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