めまいやふらつきが起こるとしばらくすると気持ち悪くなる
ひどいときには嘔吐してしまう・・・
そんなお悩みの方いらっしゃいます。
めまいやふらつきが起こるとなぜ気分が悪くなるのでしょうか?
小さいころから乗り物には弱く、ジェットコースターなんて
とんでもないという方いらっしゃいますね。
そんなときによく言われるのが、
「三半規管が弱いから」
なぜ、三半規管が弱いと気持ち悪くなるの?
という疑問には答えられる人は少ないと思います。
三半規管の働きが乱れるだけだったら、
めまいやふらつきが起こるだけで気持ち悪くなることはないはずです。
では、何が起こっているか?
急激な平衡感覚の異常は生命維持機能に働きかけます。
体としては平穏を保とうとします。
ただし、限界を超えてしまうと自律神経という
生命維持機能に緊急事態を伝えます。
なによりも平衡感覚という生命維持の回復を真っ先にします。
その結果、胃腸を含めた内臓の活動は一時的にとまります。
体の筋肉は緊張します。
そのほかでいうと冷や汗や脈をうったりして動悸をおこしたりします。
体にとっては異常事態、戦闘態勢であるといます。
一刻もはやく平穏な状態を保つには
・耳の周りをさする。
・みぞとちのちょっと上をさする。
このさすり動作で急場をしのげると思います。
吐き気などがめまい・ふらつきが限度を超えた時におこります。
昔っからそうだったという方、
体質を根本から変えることができれば不快な悩みからサヨナラできる可能性があります。
そんなときには鍼灸治療が大いに役立ちます。