
鍼灸治療を受けて元気になったら、
最後に卒業しなくてはいけないのか?
治療を受けなくなるほうがよいのか?
と聞かれることがあります。
たけちはり灸院の考えは、
症状を改善するための治療(症状を治す)
症状がぶり返さないための治療(からだのメンテナンス)
の大きくふたつにわけて
治療の内容を組み立てています。
症状を治すために集中して最適なことをおこなう。
全身の状態を把握しつつも、症状の引き金になっているところを
中心に治療を組み立てる。
発症間もない状態だったら一週間に二回治療をして、
症状を改善することに全力をそそぐ。
例えば、突発性難聴の患者さんで、
膝がたまに痛いと教えていただいても
まずは耳の治療と耳に関係するところを優先します。
というように治療を組み立てます。
からだのメンテナンスというのは、
過去にあった症状をぶり返さないため
毎日を元気に過ごすため
という目的で治療をおこないます。
未病を防ぐという言葉もあてはまりますね
通院ペースはひとによってそれぞれです。
2週間に1回というかたもいれば、
1か月に1回というかたもいます。
そろそろからだをほおっておくと
疲れが抜けにくくなるなど、独自に感覚をもとに
来院されるタイミングを見ているかたもいます。
正解はありません。
でも、からだの状態を見てほしいという
感覚は体調がよくなればなるほど、
不調の気配に気が付きやすくなります。
困っている症状が改善されれば
もう通院しなくていいですよね?
治療院に通わなくなることを卒業という表現で
教えてくれるかたがいます。
生活において、鍼灸治療をうけてからだの健康を保つこと
よりも毎日の仕事や家庭、趣味へ意識の割合が増えていくことは
良いことなので治療を受けに来ることが減っても問題ないです。
でも、一度大きな病気や生活が一変してまう不調を経験してしまったかたには
症状改善の治療は卒業で、からだとこころのメンテナンスに引き続きしておいたほうが
よいというように伝えています。
病気やケガでなくても治療ができるというのが、
鍼灸治療のとてもよいところだと思います。
いわば、治療をうけるための帰る場所があるといっても
言い過ぎでないように思っています。
治ったからもう来なくてよいですよー
と、突き放すということは一切しませんので、
ご安心くださいね!(*^_^*)

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