前回の続きです。
なにかの拍子でからだに異常が起きてしまって
血流が滞ってしまい全身のそれぞれの細胞の働きが
悪くなってしまうと熱が産生されなくなってしまいます。
これが、つまり冷えとなります。
血流が滞って老廃物を回収しづらくなると、
それらが血管内にたまってしまい、
さらに血流が滞るという悪循環になってしまいます。
人は体が冷えると、本能的に筋肉を緊張し血管を収縮します。
これは熱を逃がさないための反射です。
これも血流を滞らせる要因となります。
鍼灸治療で冷え性を改善できます。
なぜ、治療に効果があるかは鍼灸の作用から考えることができます。
決してツボの働きではありません。