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眼精疲労に悩み、困っている方は、肉体的にも精神的にもとてもダメージを受けています。
普段の生活の中で、パソコンやテレビ、新聞、本などに囲まれているため目に非常に負担が掛かっています。また、時期によって室内の湿度が低く乾燥しているところもあると思います。
そのような酷使する状況なので目の不調によって近くのものが見えづらく、目がかすんだりピントが合いにくくなったりすると非常に不快で不都合が多いと思います。
視力や物の見え方に関しては基本的には目薬が主な治療方法となりますし、即効性や持続性があまりなく変化を実感することが少ないため、あきらめてしまうように思います。
眼精疲労の治療にあたってこのようなことを考えています。
目薬を使わない簡単なセルフケアとして、意識的にまばたきの回数を増やす。目頭やまぶたを軽く押す。目じりやこめかみを軽くさする。などをすると涙が分泌されて目に潤いがでて楽になります。
あまり知られていないほかの原因としては、鼻や角膜の慢性的な炎症によって周辺の関係する三叉神経という神経を介して涙の分泌が抑制されて涙の出が悪くなることもあります。
つまり、目以外の治療ポイントとして、顔面部の炎症を抑え、血液などの循環をよくすること
鍼の効果として炎症を対処することが実は得意なことであったりします。
眼球のほとんどは水分で構成されています。つまり眼球内にある眼房水、涙、毛細血管内の循環を向上、改善することで眼精疲労やドライアイなどの治療が可能となります。緑内障などの現状維持のために治療効果があるのはそのためです。
ほとんどのひとが意識しないとても大切なことがあります。
それは「目のメンテナンスをする」ということです。
首や肩、腰などの筋肉や胃腸のトラブルがおこったときにはさまざまな手段を使ってメンテナンスをされますが、目に関してはわりと手付かずな場合が多く思います。
見るという動作以外にも目の動きは眼球を支える6つの筋肉が細かい動きや止まったままにするという働きを調整しています。
それだけ動きまわっているということは、当然筋肉を使っているわけなので目を使う場面が増えれば増えるほど筋肉も疲労します。
コンタクトや眼鏡など定期的なメンテナンスを勧められます。
目に関するメンテナンスは長期間にかけて行い続ける必要があると考えています。
鍼灸治療でおこなうことは、
それぞれの問題が起こっていることに治療をしていくことが大切です。
鍼灸の刺激はツボに効くのではなく、患部に直接作用するという仕組みです。
基本的な考え方、方針はこのようになっていますが
症状は同じでも原因は人それぞれ違います。
あなたにはあなたの原因があります。
鍼灸治療を行うことで以下のような作用が期待できます。